ge-c
安部ちゃんって、ホリエモンみたいな感じですね。動きながら考えてる。
飯田
他動力ですよね(笑)
安部
ある時に、ユダヤ人大富豪を読んだときに、
ge-c
本田健のやつ?
安部
そうです。この人、俺と一緒だなぁと思ったことがあったんですよ。内容は覚えてないんですけど。ここ、俺もそうそう!思ってたみたいな。
飯田
基本的に本って、自分が共感したところしか覚えてない。
ge-c
はいはい。確かに。
飯田
新しい事って実は本から得られてない。
安部
そのあと、稲盛さんの「生き方」も読んで一緒だと思って。で、その時思ったのは、本は確認のために読もうかって思った時があったんですよ。
飯田
自分を確立するために読んでる。自分を認めるために。
ge-c
「やっぱりそうだよね」っていう確認が次のパワーになってますよね。
安部
もちろん、あります。でも、基本、僕、孤独なんで。
ge-c
(笑)
飯田
孤独ってどうなんだろうね。
ge-c
孤独って、良く捉えてます?悪く捉えてます?
安部
良く捉えてますよ。
ge-c
て、いう孤独ですよね。
安部
僕、趣味は何かって言われたら、瞑想か孤独って言おうかなぁと思ってるんですけど。
飯田
カッコつけてるだけなんじゃないの?
安部
いや~。
ge-c
やっぱり、成功者になればなるほど孤独になると思うんですよ。
安部
よくそうやって言いますよね。でも、成功者って、、、
飯田
ある程度、業を成し遂げるというか。。。たぶん、同じ考えの人が少なくなってくるから。
ge-c
そう、少なくなっていくから、そういう意味では孤独じゃないですか?
安部
はい。
ge-c
むしろ、孤独にならなければいけないわけじゃないですか。そういう風に捉えると。
安部
はいはい。
飯田
ポジティブな孤独。
安部
そうそう。決して、孤独死とかそういう孤独ではない。でも、成功者になったなんて思えないですよ。僕が成功者って自覚するときは、、、
飯田
結局、金銭面の事?キャッシュでいくらあるとか?
安部
そうそう。そういうところ全て解放されたら、あ!もう成功者だって、言える日が来ると思います。
ge-c
うん、お金ね。まずは。
安部
まずはそうですね。でも、お金があれば、そうやってなれると思うじゃないですか?でも、現に一生分の金なんかあるわけないじゃないですか。だけど、そうじゃない。別に金なんかなくても、あ、俺、今幸せだなって思える瞬間がちょいちょいあるんで。
ge-c
はいはい!
安部
ちょいちょいあるんだよ。そのちょいちょいがもうちょっと多くなれば。
飯田
ちょいちょいが毎日になればいいって事?
安部
そうそう。
飯田
ちょいちょいの感覚がわからない。人それぞれ違うから。
ge-c
月にどのくらい幸福を感じます?
安部
一日に一回はありますよ。
ge-c
一日に一回は必ず幸福を感じると?
安部
いや~、一回というか、一瞬がちょいちょい、、、
飯田
いや、僕は一日に一回はないですよ。
ge-c
じゃ~、月に何回?
飯田
でも、一週間に一回ぐらい。
安部
はは(笑)一週間に一回(笑)それどういう時?
飯田
でもね、正直、、、働いている時。
ge-c
あぁ~。
飯田
お客さんに単純に美味しいとか、お客さんとコミュニケーションがうまくいったり、僕を必要としてくれるなとか。僕に会いに来たとか。そういうのってプライスレスじゃないですか?お金じゃ買えないものなんで(笑)
ge-c
はいはい(笑)。
飯田
そういう時、俺やっててよかったぁ!って、単純に思いますよね。お金じゃ買えないし。
ge-c
人間の本来の欲求ですもんね。承認欲求。
飯田
要するに僕を承認してくれた。認めてくれたという。その時が凄い幸せだなぁっていう。
ge-c
凄い幸せなんですね?
飯田
はい、凄い幸せ。
ge-c
いいじゃないですか!
安部
そういう瞬間もあるし。俺なんか煙草吸う人間だから、仕事が終わって煙草吸いながら携帯ピコピコする時間だとか、正直、金の事なんか考えないですよ。その瞬間、あ~、達成感に包まれてよかったなぁとか。だから、人を喜ばせて、自分を褒めてもらえた優越感とか、そのちょいちょいが、 、、
ge-c
そのちょいちょいが一日の終わりの煙草の時に来るって事?
安部
はい。寝る前もそうだし、布団の中に入ってる時もそう。
飯田
けっこうあるじゃん。じゃ~。
安部
けっこうあるよ。
飯田
ちょいちょいじゃないじゃん。
安部
でも、、、
飯田
晩度あるじゃん。それが1時間置きに欲しいって事?
※晩度(ばんたび)は焼津地区の方言
安部
本当は24時間欲しいよ。
ge-c
ははは(笑)
飯田
意識ある時は常に幸せだ幸せだって?
安部
そうそうそう。
ge-c
それを目指している?
安部
目指していますよ。
ge-c
それは凄いなぁ!
飯田
幸せっていうのは対人ありき。相手があったほうが喜びって大きいと思う。
安部
仕事することが苦じゃないですよ。全然。仕事して、残った労力で運動できたら一日、幸せだったなって。
ge-c
けっこう運動もするんですか?
安部
してないから、したいんですよ。
ge-c
達成感以外の幸福って何ですか?
安部
それはあれですよ。子供の笑顔見たりとか。
ge-c
あ~はいはい!寝顔とか?
安部
はい。やっぱ、誰かが喜ぶとか。
ge-c
誰かの喜びが自分の喜びですか?
安部
究極の自己満は人を喜ばす事ってよく言うじゃないですか?
ge-c
飯田っちはそうなんですもんね?
飯田
それ以外になくないですか?
ge-c
なるほど~。
飯田
人を喜ばす以外に自分が喜ぶ方法はないと思うんですよ。
ge-c
凄い!めっちゃ向いてるじゃないですか?
飯田
結局、お金稼ぐ=価値の提供じゃないですか?誰かを喜ばせた分だけお金がもらえるから。
ge-c
うんうん。そうですね。
飯田
みんなそうしてるんですよ。
ge-c
うんうん、働いてるって事は。仕事があるって事は。
飯田
そうなんですよ。だから、それに気づけば気づくほどお金は入ってくるはずなんですよ。なんで、みんな同じようにサラリーマンで同じような給料でいるっかっていうと。それはそれだけしか人を喜ばしてないから。
ge-c
はいはい。
飯田
色んな仕事があると思いますけど、、、。
ge-c
素晴らしい社員さんがいますね。
一同
(笑)
飯田
それは経営者を喜ばせる事であって。経営者はそれだけ色んな人を多く喜ばせてるからお金をもらえる訳ですね。そこを根本考えれば、自分が幸せになりたければ、より多くの人を喜ばせてあげれば、それだけ返ってくる。単純なことなんですよ。
ge-c
単純ですね。
飯田
この先、言っちゃうと、今までの日本の学校教育に不満を感じてるんですけど、そこが根本的におかしいと思うんですけど。それを話すと長くなるのでやめておきますけど。。。
続きをどうぞ。
安部
あとは自分が喜んで人が喜ぶとか。
ge-c
うん。逆パターンですか?
安部
逆パターンですね。自分があ~よかったなぁみたいな。で、周りの人もいい気分になってもらえたら。
ge-c
それ理想ですよね。
安部
はい。なんで、幸せの瞬間は多々多々あります。
ge-c
凄い感じていますね。幸せを。
安部
そうですね。
ge-c
僕もようやく感じるようになって。僕、年1回ぐらいだったんで。
安部
(笑)それ年1回何だったんですか?
ge-c
いや、本当にふとした瞬間ですよ。高速道路走っている時に、ふわ~っとした。
安部
(笑)それ年1ですか?
飯田
それ何で?高速道路走ったほうがいいんじゃないですか?
ge-c
今は少しずつ感じれるようになったんですけど、ちょっと前までは。。。
飯田
どうやってそうなれたんですか?
ge-c
う~ん、だから、うまく説明できないんですけど、自分に正直に生きようと思ったからです。最近、怒られる事とかあって、そういうのとか。弟と最近4時間ぐらい話して、今の自分にどういう問題があるか、どんどん掘り下げていったら、こういうことだみたいな。
飯田
弟さんは別の仕事ですか?
安部
ラーメン屋さん。
飯田
あ、弟さんがやんぐ?
ge-c
そうです。そうです。で、自分の考え方として、幸福って、不幸せがないと感じれないものだと思っていたので。
飯田
振り子みたいなもんですよね。
ge-c
つまり、僕、「一定」なんで。
安部
はいはいはい。
ge-c
大きな幸せもなければ、大きな不幸せもないんですよ。
安部
たぶん、一定人間日本代表。(飯田っちを指して)
飯田
いや、僕の考え方としては、その一定を幸せの方の一定にすればいいんですよ。
ge-c
う~ん。僕はプラマイゼロのゼロがあるとしたらちょっとマイナスをずっといってたんですよ。ちょっとマイナスの年間溜まったやつが一回ドバっと来るみたいな。
安部
(笑)
飯田
マイナス1がマイナス365溜まって、一気にプラス365が来るみたいな。
安部
(笑)
ge-c
そうそう。それでプラマイゼロになる。そういう感じだったと思うんですよ。
安部
はいはい。
ge-c
今はちょっとずつ変わってきてはいますけど。
安部
そういう数値に、グラフにできないですね。むずかしいですね。
ge-c
幸福とは?という話をしだすと色々時間掛かっちゃうんでまたの機会にしましょうか。
安部
そうですね(笑)