ばやとエッセイ

ろたすには半年に1回、年2回の働いてくれているスタッフさん達の人事評価がある。
正確には始まった。
そして今まさに人事評価のタイミング。

僕は人事評価は大切な仕組みだと思う。
例えば成長の観点だったり、目標設定(課題の認識)の為に自分を知る事だったり、
振り返って立ち止まって良い所を褒めれる機会だったり逆もまた然りで。

大切な仕組みだと思う反面、主観として苦手と感じる。
上手くは言えないんだけど、大きく言ってしまえば、人が人を評価する事なんて不可能だと思っているから。
確かに、何か項目があってそれに沿って、○や×をつけれると思うしそれで得意な分野、苦手な分野が分かるから大切。けれど、その人がどれぐらいその人の基準で頑張っているかなんて分からないし、多分一生かけても、奥底にある他人の気持ちを押し測れる人なんていないと思う。
だから頑張ってる人に対してもっと頑張れみたいになってしまう時もきっとあるから苦手だと感じる。

ろたすでは人事評価をする時、評価元になる
ろたすの15のきほん(人事評価表)というものがあって、自己採点と、オーナーのシゲさん社員の僕とカイト君の三人でろたす採点を決めて、
それをミーティングで話して評価が決まる。
これによって採点手当と勤続手当による基本時給が上がる仕組み。

その後に学生さんだったり(若い人?)に、
店長の僕が話していく流れ。
今回が2回目。
前回の時に僕はきっと上手くやれていないと思う。そもそも僕が何かに秀でていたり、他人を評価できる程積み重ねているわけじゃない。
店長ではあるけれど、ろたすで必要な店長業務をなんとかこなしているだけで、真に店長らしい振る舞いだったり、「店長」をやれているわけじゃないと思う。
だから話す時にとても勇気がいる。怖いんだ逃げたいんだって限りなくメンタルがマイナス寄りになる。
でも同時にろたすで一生懸命に働いてくれる人達にとって、還元(ろたすで働けてよかったと思ってもらえるようになりたい)とも心の奥底から思う。

だから、ろたすで一生懸命に働いてくれている所を余す事なく評価してあげたい見過ごしたくない
迷いながら分かんないなりにちゃんとやりたい。


今も考えに考えてるけど、まとまらない、
人事評価を経て僕は成長したいし、ろたすで働いてくれているスタッフさんにとって良い物になってWin-Wiの物にしたい理想がある。その為に今日も頑張ろうと思う。
僕は素直じゃなくて上手く表現できないんだけど、これまで一緒に働いてきてくれたスタッフさん達(今いる人も巣立っていった人達?も)大好きでろたすが大好きだから。

そんなみんなで誰かの日常を少し幸せにする事ができれば嬉しい、喜ぶ顔が見たいと自分の為に思う人間冥利。

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