エッセイの『エ』

こんにちは、ラーメンろたすアルバイトのコウシロウです。8月号の月間イヌ時代に「スマホ脳」のトピックがあったのでそれについて話そうと思います。僕も重度のスマホ中毒者で、暇な日は一日12時間ほどスマホをいじっていることもありました。そんな僕ですが現在では一日6時間ほどに使用時間を抑えられ(正直これでも多いですが)1日を快適に過ごせています。僕の場合、使用することが多いのはYouTubeです。イヌ時代にもありましたが、インスタやYouTube、Twitterなどは広告収入がほとんどですから、使用者をいかに依存させて見る広告量を増やすかと言うところに重きを置くわけです。とりわけYouTubeでは一つの動画ごとに2個の広告動画が放送されます。さらに今後は広告の量が増やされると言われています。

 こんな話をするとろたすのYouTube再生回数に影響が出るかもしれませんが、僕が行っているスマホとの関わり方をご紹介します。
  1、スマホと物理的に距離を取る
 正直これが全てだと思います。どんなに精神が屈強な人でも依存してしまえば生活が崩壊してしまいますよね(有名大学の部活で度々薬○問題が起きるように、ストイックな方々も依存性があるものには敵わないと言うことです)。そこで行うのが物理的距離を取ると言う手段です。最近では禁欲ボックスと言う、箱の中に物を入れると設定した時間鍵が開かなくなると言う商品があり、スマホ時間を制限する方法として度々紹介されます。こういった商品を利用するのもいいですが僕は効果がありませんでした。その原因はスマホとの物理的距離が取れないと言うことです。結局その箱を部屋に置いておくとスマホが目に止まり、スマホのことが気になってしまいます。その結果私たちジャンキーはスマホを箱の中に入れないと言う本末転倒な行動をとるわけです。バカですよね本当に。ではどうすればいいか、スマホを自分の生活スペースから遠ざけるのです。僕の場合、玄関脇の洗濯機の上にスマホの充電器を置き、スマホの使用が不便なようにしています。本当にひどい時は外の郵便ポストにぶち込んでいました。スマホの使用で特に悪影響とされるのが寝る前の使用です。これが自分の場合ひどかったです。アプリの依存性+ブルーライトの睡眠阻害によって無限に触ってられるのです。その結果睡眠の質が下がり、最悪な朝を迎えボーッとしながらスマホを触ると言う負のループが発生するわけです。皆さんも枕元にスマホの充電器を置くのはやめましょう。
 「物質が精神を規定する」この言葉は経済学者のマルクスの言葉ですが、我々は意志や精神の力で全てをコントロールできるというふうに思いがちですが、マルクス的には逆で、自分の身の回りにある生活物資が自分の精神、意志をコントロールすると述べています。つまり、ゲームに依存している人の周りにはゲームがあるし、パチンコに依存している人の周りにはパチンコと一定の金があるし、スマホ依存の人の周りにはスマホがあるわけです。意識が生活を規定するのではなく、生活が意識を規定する。同じくマルクスの言葉ですが、僕たちが悪い習慣を断ち切るためには目に見えないあるかどうかわからないような精神に頼るのではなく、生活を変えることが重要なのだと思います。なので私たちがエネルギーを使うところは環境を変えるところだと考えました。意識で意識を変えようとせず、環境によって意識を規定しよう。散らかった部屋に住めば心も乱雑な人間になってしまう。
  
  2、スマホを使用しずらくする
 一つ目の「スマホとの物理的距離をとる」とにているところがありますが、スマホのアプリケーションはとても利用者にとって快適にできています。YouTubeの関連動画などは年々精度が上がってきていて、自分が再生する動画の傾向(動画の内容やサムネイルなどが反映されるとか)をAIが学習してこれまでよりも連続して再生されるようになってきているそうです。そこで僕はTwitterやYouTubeをアプリで視聴するのではなくブラウザーで見ています。これまでは「アプリ→視聴」だったのが「safari→YouTubeと検索→ログイン→視聴」と手順が多くなります。また、ブラウザ版は読み込みが遅く720pしかでないので使いづらいです。


長々とした文章になっちゃいました。要は「なんでもやりすぎはよくないぞ」ってことです。依存先を一つに絞ると人間は不幸になるそうです。様々なことに興味を持ちやってみることで知見が広がり人間性が高まるのではないでしょうか。

文章硬すぎて大学のレポートみたいになっちゃったけど大丈夫かな。。。

以上スマホのメモ機能からお送りしました。

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