古本屋まるちゃんの人生卑猥っす!

2021年もあと少し。
コロナ禍で色々と出来ないことも多かったけど、逆にコロナ禍だから出来たこともあった。
今年、特に印象に残った出来事をいくつか振り返ってみたい。

①月刊イヌ時代主催 エッセイ大賞募集した

地元ぬまづで、コラム型ミニコミ誌、月刊イヌ時代というものを作っている。
月刊と言いつつ、早速僕のダラシナイ性格が出て3ヶ月に一回発行スミマセンみたいな感じになってしまっているが、こういった媒体を一回作ると、その名前を使って色々なイベントが打てるようになる、ということに気づいた。
今年は月刊イヌ主催で「お酒」をテーマにエッセイコンテストを行った。

コンテストの賞品はもちろん酒。しかもぬまづ産。ぬまづ市内の友人たちに選考委員をやってもらい、応募者をたぎらせるようなコメントも書いてもらい…

ああ、僕はこういうことがしたかったんだなと納得しつつ、しかし肝心のエッセイは果たして集まるのだろうかと不安に駆られたりもした。
実際フタを開けてみたらなななんと7人もの応募者がいてビックリしてしまった。

集まったエッセイを読みながら、みんな酒が好きなんだなあと微笑ましく思うとともに、好きなことを続ける大切さみたいなものを改めて感じた。

面白そうだなと思ったことはすぐにやってみたい性格で、失敗してもいいからとにかくやってみたその先が見たいのだ。
実際、それが失敗に終わっても清々しい気持ちになるし、トライエラーを繰り返すことで自分の考える「面白いこと」と「世間の求めているもの」の距離がゆっくりだけど縮まっていく、ように思う。

何が面白いのかを考えているだけで1日がすぐに過ぎてしまう。考え続けていくことが大切な気がする。

酒エッセイコンテストの応募作品が掲載されたイヌ時代最新号は、来年の1月初旬に発売予定。みんな買ってね。


②小説2篇書いた

エッセイ大賞で集まった酒エッセイたちにエネルギーをもらい、今年は短編ひとつと生まれて初めて長編小説を書いた。ちょうどコロナ感染が凄まじい夏あたりだった。

短編の方は、僕の祖父母が暮らしていた東伊豆町の稲取が舞台。
夏休みに一人で電車に乗って祖父母に会いにいく小学生の少年が、熱海駅で迷子になり、オシロイバナの香りのする女の子の幽霊に出会う話。
幽霊って匂いすんのかな、と今さらになって思うものの、自分が子供時代から大好きだった伊豆稲取をお話の舞台にできて個人的に大変満足。

長編の方は全部で10万字、原稿用紙で言うと250枚くらいのものを書いた。一冊の本くらいの量になるらしい。

書き始めると思いのほかスイスイ進み、最後まで楽しく書くことができた。そして自分はもういくらでも書けるんだという自信のようなものがついた。

自分が面白いと思うモノ、人、映画のワンシーンやセリフ、音楽、シチュエーション、エピソードを余すことなく詰め込んだ。作ってみて初めて、作品というものは全てその人の好きなもので構成されてるんだなあと知ることができた。

不思議なもので、長い小説を書くと自分がこの世界をどのように捉えてるかが本当によくわかる。
じっくりと長い時間をかけて、自分の好きな世界を構築していくからだろう。

いざ出来上がったものを読み直してみたけど、冒頭から最後までずっとふざけたものになった。こんなふざけたもののために二ヶ月もかけてしまったのかと思った。
でも中身はたしかに自分の好きなものが積み上がっているし、僕は結局、世の中の様々な問題を大して真剣に考えていないのだと言うことがよくわかった。
短編、長編ともに出版社の公募に送った。発表は来年、どうなることやら。

③捨てネコ三兄弟を保護

10月のある寒い朝、アパートの敷地内にて三匹の捨て子ネコたちを保護した。

親ネコも見当たらず、敷地の草むらで身を寄せ合ってミーミー鳴いている姿を見たとき神様の思し召しかと思った。
さっそく部屋に持ち帰り、ご飯とミルクを買ってくる。

茶色→ハチベエ
黒色→クロチャン
キジトラ→チョビ
と命名。残念ながらアパートでは彼らを飼えないため、こっそりご飯を与えつつ、親探しを始める。



ネコ好きの方がたくさん見にきてくれ、保護開始から一ヶ月後、無事に親が決まる。

ハチベエ、クロチャン、チョビはそれぞれの新居に引っ越し、幸せなクリスマスと新年を迎えるはず。
いきなり三匹いなくなって我が家は寂しいけど、ちゃんと保護することができ、親探しもスムーズに行って良かった。
林遣都くんが出演している映画『犬部!』にもあるように、保護犬保護ネコ活動は問題が山積みだけど、今回の経験から普段から周りの人たちとのゆるい関係づくりやコミュニケーションが親探しに役立ってくるんだなと感じた。

これからも元気でね。良いお年を。

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