聞いただけで圧倒的な東京を感じさせられる言葉がいくつかある。
親近感が一切わかない、遠い存在のような言葉。
僕の中のその一つは「叙々苑」です。焼き肉の。
もちろん行った事はありません。身近じゃなさ過ぎて
行きたいとも思ったこともありませんでした。
あれを知るまでは。
ちょっとリッチなバーベキューに誘われて行った時の話です。
そこのお家の焼き肉のタレが叙々苑のタレだったんです。
ビックリしました。
あんなに遠い存在だと思ってた叙々苑がタレではあるが目の前にある。
感覚的には、偶然さんまさんに会った様な感覚。
「何コレ!?」
「こんなのあるの!?」
と僕は興奮気味でしたが、
周りの皆さんはさほどビックリした様子がなく、田舎もの丸出しみたいな恥ずかしさを久々に感じました。
もちろん食べました。
叙々苑のタレで。
それがすごい美味しかったんです。食べたことのない味でした。
僕の中で美味しい焼き肉のタレは二種類あって、タレ自体が美味しくてそれだけでご飯食べられるっていうタイプとタレだけだとあんまりなんだけど肉と一緒だとすごく美味しくなるタイプ。
叙々苑のタレはそれだけでもかなり美味しい。
あんなに遠い存在だった叙々苑を一気に身近に感じた体験でした。がぜん、
お店に行ってみたくなりました。
ちなみに、叙々苑だけあってタレでも倍ぐらいの値段します。
お店にいくら持ってけばいいんだろ
