ROTAS PARTY

ろたパを振り返ろう

トモ

ろたパを今まで2回やってきたんですが印象的な事とか思った事とかみなさんありました?

わたる

一回目に初めて誘っていただいて思ったのはこれがろたパだな!と思いましたね。近隣の音楽が好きな人とか歩いてきてくださったりとか、ge-cさんやhakaseさんの知り合いの方もいて、外の席で話をしてそこで盛り上がってる様子を見て、良い場所ができてるなあ~って思いました。

トモ

すごいコミュニティ感を感じましたよね。

わたる

まさにこれがろたパだなって1回目にして感じました。すごい完成されてるなあって。

hakase

コミュニティ感すごくあったよね、ろたすをフィルターにして音楽が好きな子が集まってくれたんだなあって思った。1回目で出会った医者の先生がいたんだけど自分がブラーの曲をかけた後にその先生が「オアシスよりブラー派ですか?」って聞かれて「はい、そうです」っていうやりとりがあっておもしろいなあって思って。音楽の話もいろいろしたりしてお酒飲んで一緒に笑って、良い先生だったなあ~また会いたいなあ~。

トモ

1回目から来てくれてる学校の先生でダンサーの方もいますもんね。曲に合わせて踊ってたのが最高で。

ge-c

来てくれるみんなが一人ずつ目的が違うってのが良いよね。

トモ

ろたパをやるときにしげさん(ge-c)と話してたのは、自由。それぞれを楽しむ場ってのがある事で、閉鎖的じゃない感じにしたかったのがあって、ろたパはラーメン屋さんっていう場所でやるし、FOODがあって、外にも座るとこあるし、音楽とか全く興味ない人も楽しめる場所を作れればなと。ろたパでは踊っても良いし、いろんな人と話しても良いし、ラーメンだけ食べに来たでも良いし、そういう自由が作れたらって理想はありました。

ge-c

だから音楽が目的じゃない人も来てた時はうれしかったよね。女性の方が2人で来てて、ただこの雰囲気を楽しみにきましたって言ってくれた時とか。

わたる

僕もそれはろたパの魅力として感じてて、ろたすっていうのを中心にしてそれぞれが話をしたりしてるのとか。ge-cさんとかトモとか普段営業中はなかなか話とかできないからこういうイベントの時とかはいろんな人とじっくり話せると思うし、いろんな楽しみ方がありますね。DJイベントでもあるけどそれだけじゃないっていう。自分もカレーとか出しましたし(笑)そういう参加もありなのでいろんな意味で自由なイベントだと感じましたね。

hakase

でも1回目はお客さん来るかなあっていうドキドキ感はすごくあったよね。けど時間が経つにつれてラーメンだけ食べに来ましたって人もいたしそれもいいよねって思って。クラブとかになると音楽のジャンルごとのイベントとかにもなるからそのジャンルの音楽を目的に楽しもうってお客さんが多いんだけど、そうじゃなくてコミュニケーションを楽しむ場として考えた方がろたパは長く続くんだろうなあと思う、いろんな人にも会えるしね。今なんか営業の人なんかくるのチャンスだと思う(笑)

トモ

でもそのくらいいろんな出会いはありますよね。

わたる

ろたすっていう小さい社会ができてるっていうか、その中で自分がカレー出して「おいしいです」とかDJで曲流した時に「この曲いいですよね」とかお客さんからリアクションがあってすごい嬉しかった。そうやってお互いが嬉しいを共有できると、それだけで幸せになりますよね。そういう場所かなあと。

ge-c

僕もそういう気持ちが強くて、「みんなが主役になれる場所」を作りたいっていう。

hakase

なんかストーンローゼズみたいな事言っててかっこいいなあ(笑)

ge-c

え?なんですかそれ?(笑)

hakase

いやいや、「オーディエンスの時代」だって言ってたの(笑)

 

トモ

あと2回目とかは雨でしたね。

hakase

あんとき覚悟したもん今日身内しかきませんって(笑)最初の挨拶とかでも身内で楽しみましょうって言ったもん(笑)

トモ

自分もあんときはヤバいって思いましたもん(笑)

わたる

でも徐々にお客さんが来てくれて。良かったですよね。

hakase

あとさ、2回目の時にge-c君の息子が狂ったように踊ってたね(笑)それ見てすごく嬉しかったんだよね。

ge-c

あ~。

トモ

確かにあれはすごく印象的でした。

わたる

2回目はあれですね(笑)

hakase

子供ってこんなに自由なんだなあって。

わたる

ろたパに参加してるDJっていろんなジャンルの人がいていろんな曲がかかるんですけど、どんな曲でも自由に踊ってましたもんね。周りの人たちもそれで一緒に楽しんで踊っててそれ見ててすごく微笑ましかったですもん。

hakase

あと1回目の時にトモがかけたくるりの上海蟹(琥珀色の街、上海蟹の朝)の時のみんなのバイブスとか良いなあって思った。その時は見事におっさんばっかだったけどね(笑)

トモ

あんときしげさん(ge-c)とも「みんなおっさんじゃん!」って話してた(笑)

hakase

おっさんたちが大合唱してさ(笑)でもいいよね~!1つになってたというか。

トモ

そういうバイブス感もあったり、でもそれぞれ楽しむ自由感もあったりで、これはろたパずっと続けていくべきだなあって思いました。

 

パーティーに行くキッカケ

トモ

これちょっと個人的な質問になるんですけど、みなさんがイベントとかに行くキッカケとかって覚えてます?それか印象に残ったイベントとかライブとか。しげさん(ge-c)はメタモですもんね。hakaseさんは?

hakase

え~とね・・一番最初は学生時代東京にいて、新宿に当時リキッドルーム(ライブハウス)があって、そこでやってたX-traっていうテクノのイベントに行ったのがキッカケで、当時テクノが流行りだした時期だったから雑誌とかにもこんな服装でクラブに行きましょうって載っててダッセーとか思ってたんだけど(笑)でもそれどうりに習ってつなぎを買ってそれ着て行ってたりしてて。あとある女の子と出会ってその子もテクノ好きだったから僕も行ってみたいんだよってなったのもキッカケだった。それからよくその子とイベントとかに行きましたね。

ge-c

何歳ぐらいでした?

hakase

そん時は18~19歳くらいかなあ。それからテクノとかのイベントによく行き始めたね。一番印象的だったのは横浜アリーナであったWIREっていう大きなテクノのイベントで、それによく行ってた。朝とか酔っぱらって寝てる人がたくさんいる中一緒にいった友達と「死体だ死体だ~!」とかいってその寝てる人の間を歩くのが好きだったっていう(笑)

トモ

え~(笑)すごいなあ~。

トモ

わたるさんはキッカケは?

わたる

入りは中学の時にDragon Ashとか聞いてて、洋楽のLimp Bizkitっていうラップメタルバンドを教えてもらって衝撃を受けたんですね。それからロックとラップの組み合わせの曲に結構ハマった。Limp Bizkitの曲でMethod ManってMCが参加してる曲があってWu-Tang Clanってラップグループに所属していることがわかり、そこから流れていって高校の時に渋谷のタワレコに行った時にNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDっていう日本のラップグループの存在を知り、「日本のWu-Tangだ!」ってことで、そこからHIPHOPを漁るようになりましたね。それで19歳ぐらいの時にNITROが出ているイベントに行ってみようみたいな感じで都内や川崎のクラブチッタ(ライブホール)に高校の友達と行ってましたね。それがクラブに行くようになったキッカケかなあ。

トモ

わたるさんHIPHOP入りなんですね。

わたる

でも大学生の時に地元の友達で写真家をやってる竜ちゃん(鈴木竜一郎、現在三島で個展開催中 http://www.sanshin-zen.jp/exhibition/exhibition.html)に「ceroってバンドかっこいいから今度見に行こうよ!」って言われて吉祥寺の曼茶羅というライブハウスに見にいった時に衝撃で。そこから日本のインディーズバンドとか聴くようになり、竜ちゃんはceroや表現-hyougen周りのアーティストの写真も撮っていて、一緒に行く形でライブや弾き語りイベントに行くようになりました。

ge-c

トモはどうだったの?

トモ

え~と・・僕はロックとかパンクが好きで高校生の時とか銀杏BOYZとかGREENDAYとか聞いてました。地元に一つライブハウスがあってそこでメロコアバンドとかを見たのがキッカケですね。でもそんなに音楽とかも詳しくなくてめっちゃ好きとかでもなかったのでイベント自体にそんなに興味はなかったんですよね。まあ音楽聞ければいいやみたいな(笑)

イベント自体に興味を持ち始めたキッカケは地元(島根)で開催されているたぬき音楽祭っていうお祭りで(今回ろたす出店します!)DIYのフェスなんですけど、その関係の人たちと関わらせてもらってそこから実行委員とかにもなったりして、イベントを作る側に興味を持ち始めましたね。そこから友達とイベントを始めたりもしました。楽しいことを考えてそれで誰かが喜んでくれるのが好きですね。

hakase

ge-c君にもチラッと言った事あるんだけど、楽しいことはどんどん作っていこうよって。よくおもしろいこととかないかな~とかつまんないなあ~って言うけど無ければ作ればいいじゃんってスタンス。楽しいことを作っていけば使う言葉とかもプラスになると思うから楽しいことをしたいってのがあるんだよねえ。

 

第3部へ続く。

 

 

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